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新潟市中央区のお客様から、マツダ・CX-5の修理塗装を承りました。
オーナー様はバックで駐車場に停車する際、左後方にあったブロック塀に気付かず誤って左クォーターパネルとリヤバンパーの一部を接触させてしまいました。
オーナー様は何社か見積り依頼をされたようですが、この塗色は特殊な塗装方法の為、技術的に困難や納期の問題で断られたようで悩んでいたところ、弊社のホームページをご覧になられ、作業内容、修理金額、納期に納得していただきお車をお預かりいたしました。
誠にありがとうございます。
「最近街で見かける多くのマツダ車は、CX-5に限らずイメージカラーのソウルレッドクリスタルメタリックという塗色です。特殊塗装でありカラークリヤーという塗料を使用していて、カスタムペイントでいうキャンディペイントです。
通常の塗装方法は、素地や下地を覆い隠す事を目的に塗装します。
キャンディペイントとは、あえて隠ぺい性(トマリ・染まり)を悪くした塗料や染料を塗装し、下地の色(メタリックやパールも含む)を透けて見えるようにする塗色です。
その名前のとおりキャンディ(飴玉)の様に仕上がるのが特徴です。
マツダの41Vや46Vの塗装行程では、まずベースになるメタリックを塗装後、その上に赤を調合した半透明のクリアーを塗装をします。これをカラークリヤーといいます。塗り重ね回数によって深みが変化し、下地のメタリックの輝き度合いも変わります。
スプレーガンの設定や距離などで簡単に深みが変わってしまい隣接パネルとの色合わせの難易度がとても高い塗色です。」
チリやホコリをシャットアウトした塗装ブース内で熟練スタッフが慎重にマツダ・CX-5の塗装を開始します。多角型分光測色機「アクワイヤーRXスタンダード」で正確に調色した環境や人体にもやさしい水性メタリックベースコートを塗装後、調合済のカラークリヤーを3回塗装してから、最後にVOCクリヤーで仕上げました。
クォーターパネルはクリヤー塗装の区切りをつける箇所がない為、通常はルーフサイドの表面積が小さい部分でボカシ塗装を行いますが、弊社では万が一のトラブルに備え、フロントガラス脇のAピラーまでクリヤー塗装を行います。
オーナー様に修理塗装部分を入念に確認していただき、仕上がりには大変満足していただくことができました。この度は、新潟市東区のメイクワンズにマツダ・CX-5の板金塗装修理をご用命いただき誠にありがとうございました
修理金額93,225円
部品代7,975円/作業工賃85,250円
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